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2018年03月17日
初期研修報告10 小児科研修を受け入れました
1~2月は岡山医療生協の岡山協立病院から小児科研修を受け入れました。
外来、病棟、健診、院外活動と積極的に取り組まれ、レポートも3つ書かれていました。
小児の感染症の洗礼を浴びつつ(?)、持ち前の勉強熱心さと真摯な態度で取り組んでおられました。
経験症例としては、インフルエンザ、ノロウィルス、アデノウィルス、溶連菌、ウィルス性胃腸炎、川崎病、RSV、突発性発疹、病原性大腸菌、マイコプラズマ、水痘、急性中耳炎、伝染性単核球症、伝染性軟属腫、骨折、熱傷が挙げられました。経験した手技では、小児の採血・血管確保、予防接種です。
感想としては、「小児診察の順番や配慮などを一通り身に付けることができた。インフルエンザのシーズンであったため、症例にやや偏りがあったものの、その他にプライマリケアでみられる疾患も経験することができ、充実していたように思う」、とのことでした。看護師への「電解質異常」の講義も行いました。
指導医からは、健康な子どもを知ること、知ると異常が分かると評価がされました。
クリニックを中心に、送別会が行われました。
「大学病院では重症例や希少な症例ばかりだったので普通の子どもを診るのは初めてで大変勉強になりました」と挨拶がありました。その感想を受けて「指導医も専門医試験で稀な疾患の研修は貴重だと感じていたけど、まずは、その希少な疾患を見つける前の大多数を診る病院であることに誇りを持てました」とコメントされていました。先生、2か月間お疲れ様でした。
研修担当:S