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2023年01月23日
Drヒカリの研修通信14 「産婦人科研修の報告」
10月は高松赤十字病院で産婦人科研修でした。
研修医から出された主な評価は、「病棟で切迫早産、既往帝王切開後妊娠、子宮体癌、MD 双胎、稽留流産など産科・婦人科領域の管理の仕方、対応について学んだ。外来では妊婦健診、婦人科健診など女性の健康を診つつも、不妊治療、産後うつのスクリーニングなど女性の精神的な面の診療も行っていると感じた」。
成長できた点としては、①女性への問診において月経歴、結婚・妊娠・分娩歴を聴取することの意義を理解できた。②不妊治療が一人一人の状態を診たうえでの治療であり、オーダーメイドで複雑に感じた。③真皮縫合が久しぶりであったが、今回の手術においてさせてもらえたことで少しは改善された、ことが報告された。
指導医からは、「1ヶ月という短い期間であり、経験できる症例も限られていたが、その中からでも様々なことを学べるよう、とても真面目に取り組めており、産婦人科診療の特殊な側面にも触れることができた」と評価があった。
研修担当:S