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医学部祭で中高生向けに臨床推論セミナー
10月12日(土)の午後、香川大学医学部祭の企画の一環として、中高生に向けて臨床推論セミナーが行われました。
中学生から高校生の13人が参加し、医学生が提示する症状をもとに、病気の診断を模擬的に考えました。
これは当院の家庭医療専門医が、学内で医学生向けに行っている臨床推論セミナーの参加者から、医師を目指す子どもたちに、検査結果で診断するのではなく、患者の話を聞き、考えることで診断できる臨床推論の楽しさを疑似体験してもらいたい、と相談があったものです。
参加者は、知識がなくても臓器の説明、診断に近づけるヒントをもらいながら診断したり、病気のメカニズムを理解し、診断のプロセスを追体験しました。分かりやすく説明している学生さんの姿から、何回も練習したり、専門医に相談した経過を感じました。最後に家庭医が、臨床の面白さを伝えてまとめました。
医局担当:S