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2016年09月12日
医師講演会を開催しました(高松高等予備校)
9/12(月)高松高等予備校にて医師講演会を行いました。
「なんのために医師になるのか」をテーマに、愛媛生協病院・水本潤希医師と高松平和病院・原田真吾医師を講師としてお話をさせていただきました。39名の予備校生の参加でした。
水本医師からは、経済的理由で手遅れになった患者さんの事例を紹介し、病める人が必ず病院に行けるわけではない、ということを心に留めてその原因について考えることができる医師になってほしいと話されました。
原田医師からは、ブラックジャックを例に挙げ、医師になるには「科学性・人間性・社会性」が必要。どれかひとつだけではなくすべて必要だ、と話されました。
講演後、質疑応答の時間を設けました。
予備校生は熱心に聞き入って、終了後も聞き足りない質問がある人に医師2人で質問に答えていただきました。
参加した学生さんたちに、なんのために医師になるのか改めて考える契機になったようです。来春おふたりの先生のような志を持った医学生がたくさんうまれることを期待しています。
感想
「医師を目指すにあたって、どうして自分が医師を志したか、が再確認でき、また受験に対するモチベーションも上がった。」
「普段私たちが想像している医療だけではなく、内面的(経済的、地理的)な問題も医療は抱えているんだということを知ることができてよかった。このような方々を助けたいと思った。」