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第45回臨床推論セミナーを開催しました。
10月21日(木)臨床推論セミナーを開催しました。 今回は香川県立中央病院呼吸器内科伊藤先生が講師で香川大学の学 生さんが3名、沖縄、島根、高知などからオンラインで4名、 計7名参加しました。今回のテーマは「腹痛を味わいつくす」 今までにない新たなルール(病名を言ってはいけない) というルールのもとある症例から考えられる鑑別診断を出し合うと いう、難しい中でのカンファレンスが行われました。
参加学生からは「具体的な病名を伏せて臨床推論を進めることで、 病態生理や解剖を意識して勉強できた」「すぐに結論を出すのでは なくそこへ至るまでのプロセスを考えてみるというのはおもしろい 試みだったと思います。「病名を言わない」というのは医学用語を いかに一般言語に置き換えるかと言うこともでき、患者さんへ説明 する時にどれだけ噛み砕いて言えるかの良い訓練にもなるのかなと 思いました」との感想でした。
伊藤先生よりわかりやすく、かつ丁寧な解説だったため、 学生からの質問がたくさん出ており、学習意欲が高く、 雰囲気のいいセミナーとなりました。
毎月1回開催しています。 興味のある方はぜひ参加してみてください。